「注意力」に全神経を注いでいます
1ミクロン単位の埃も見逃せません
本社工場
金型製造課
金型部品製造グループ
2014年入社
M.S
Q & A
所属部署の仕事内容について
金型で必要な部品を、フライス盤(部品を固定し、刃物を回転させて加工する機械)、ワイヤー放電(電気の熱で加工する加工機)、研磨機を扱い、加工する業務です。
ご自身が携わる業務の内容
私の担当は研磨機を使って行う仕事です。フライス盤、ワイヤー放電で加工した部品を研磨機で六面加工や段、溝、テーパー加工などをミクロン単位で施します。ひとつ部品を作るのに簡単なものなら30分、複雑なものは2日間かけます。研磨をかける前に磁気で固定するのですが、当然、固定できない部品もあります。その際には専用の砥石を使い、慎重に作業を進めます。気を抜くと簡単に飛んでいってしまうので、注意力が求められる仕事です。 入社して間もない頃はさらに時間がかかっていました。しかし、今では先輩方の助言をもらったり、自分なりに工夫したりしているうちに、自動加工の機械を動かしながら、自分も作業を進める同時進行型で仕事ができるようになりました。また、後輩ができたので仕事を教える立場にもなっています。
ずばり、私の信条は?
「注意力」です。ミクロン単位の仕事なので、熱膨張していないか確認し、ゴミが部品に付かないように細心の注意を払いながら加工をしています。また、通勤でも車の運転に注意をしています。通勤途中の大きな幹線道路は道幅も広くスピードを出しやすい。実際、危険運転をしているドライバーをよく見かけます。仕事もプライベートも注意力が大事だと考えています。
ご自身、又は自部署の7年後のビジョン
7年後には私自身がさらに成長していて、先輩と同じようなスピードで仕事ができるようになっていたいです。それまでに経験を積み上げていきたいです。今は人手が足りていないため、後輩にも大きな負担をかけていますから、新入社員が「この部署で働きたい」という職場にしていきたいと思います。プライベートでは彼女ができていたらいいなと思います。
ご自身が思う、わが社はどんな会社ですか?
周りへの気遣いがある社風だと思います。納期が重なったり、急ぎの部品が来たりと人手不足で皆さん大変な中、周りの先輩方が困っている人に気付いて協力してくれます。また、日勤・夜勤がある会社なので、次の勤務時間の先輩方も助けてくれます。難しい部品製作にチャレンジできる機会が多い会社でもありますから、周りの力を借りながら、経験を積み重ねて腕を磨いていけます。 職人的な仕事ですから、入社する前は縦の関係が厳しいと予想していましたが、良い意味で裏切られました。気さくな先輩が多い会社です。
Schedule
タイムカードを打刻して業務開始です。夜勤でどこまで部品加工が進んでいるかの確認と、先輩後輩とコミュニケーションをとったりします。今日加工する部品の確認もしています。
朝礼で今日加工する部品の報告や、急ぎの部品があるので先輩方に協力をお願いしたりしています。
食堂で仕事の進み具合やゲームの話しをしたりしています。
掃除 砥石の粉やほこりなどを排除し、整理整頓して午後の仕事に備えます。午前中にやっていた部品の続きをしたりしています。
残業時間に加工する部品を決めたりしています。夜勤者に夜勤で加工して欲しい部品を伝えたり、明日出てくる部品や日勤で加工をする部品を伝えたりしています。